仮想通貨でチャージしてVISAカードとして決済ができるデビットカードとして、「Wirexカード」(旧E-coin)が有名です。
現在Wirexではビットコインの他にも多くの仮想通貨でチャージすることができます。
Wirexのサービスを利用するためには、最初に登録手続きを行う必要があります。登録をする方法は公式サイトにアクセスして、いくつかの情報を入力します。
Wirexカードの登録方法ですが、最初にメールアドレスと名前(アルファベット)を入力します。
メール認証の後にサイトにログインして、SMSの受信ができる携帯電話番号を登録しますが、番号の先頭の「0」を「+81」に置き換えます。
この状態でもサービスが利用できますが、取引金額や1日あたりの利用回数が制限されます。利用制限を解除するためには、本人確認手続きを行う必要があります。
本人確認で必要になる書類は、パスポートなどの身分証明書・公共料金の請求書などの住所が確認できる書類です。
運転免許所やマイナンバーカードなども有効です。日本語で名前や住所が記されている場合には、英語に翻訳した書類も添付します。
プラスチックカードの送付先として使用されるので、正確な情報を送信する必要があります。
Wirexカードは海外のサービスなので、マイナンバーは登録する必要がありません。
ビットコインの利益を送金して利用
日本国内でも少しずつビットコインで商品が購入できるお店が増えていますが、それでも限られた店舗でしか利用ができません。
Wirexカードを利用すれば、仮想通貨取引で得られたビットコインを利用して、VISAカードが使えるお店でモノやサービスを購入するのに便利です。
Wirexカードの使い方ですが、最初にビットコインやその他の仮想通貨をWirexウォレットに入金します。公式サイトからログインすると、Wirexウォレットのコインアドレスを確認することができます。
Wirexウォレットに仮想通貨を入金したら、米ドル・ユーロ・英ポンドに両替してバーチャルカードまたはプラスチックカードにチャージします。
チャージした金額の分だけ、クレジット決済が利用できるお店で商品の購入などに利用することができます。
日本円で支払いをすると両替手数料がかかってしまいますが、海外で米ドルやユーロ建てで購入すれば両替手数料はかかりません。
このため、海外旅行に行く際はビットコインの利益を日本円に換金せずに、米ドルやユーロに交換してカード決済に利用した方がお得です。
VISAカードに対応しているATMを利用すれば、現金(現地通貨)で引き出すことも可能です。